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2013年2月1日金曜日

この寒い時期、鼻水が出るというのは



鼻水

寒い時期に不十分な格好で外にでると、身体は "体温調節のため" 非常にたくさんのNatrium muriaticum (塩化ナトリウム)の分子を消費します。

消費した分の不足は、身体から補われますが、もし十分な量がなければ、身体はより長期の貯蔵庫からこの塩化ナトリウムのミネラルを調達します。この貯蔵庫は本来、緊急の時のための緩衝器として存在しています。この分子はとくに "粘膜、とりわけ鼻の粘膜" に存在しています。その部分の粘液素と多く結合しているのです。

いったんこの分子の不足で、この緊急の貯蔵庫からNatrium muriaticumが消費されると、粘液素が分離します。
この離れた粘液素がよく知られた所謂 ”鼻水” の正体です。

ですので、鼻水が(特に透明な水っぱな)出た時は、体のこのミネラルが緊急時のものを使っていると考えてください。

寒い時に鼻水が出る時は、もうすでに貯金が不足しているサインですので、しばらくNatrium muriaticum を取られることをオススメします。


注意点です。
ティッシュソルトは、吸収されやすい形になっています。
上に塩化ナトリウムと書いてあるので、「つまり塩ね。塩とったらいいのね。」と思われる方もいらっしゃると思います。しかし塩を摂取するのと、体内の貯蔵庫にNatriumu muriaticum の分子を保存するのは別物と考えてください。様々な代謝プロセスが関係しているからです。


塩の形で量をとると逆効果な時があります。ご注意を。


次回は、体内の塩化ナトリウム分子がどんな働きをしているのかを書きます。

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